コロナ禍で再確認!外資ITエンジニアで良かった11の理由

年収1000万

・コロナ禍でも通勤が減らない

・『外資』『IT』『エンジニア』に興味がある

・ジョブ型雇用ってどうなの?

・外資って厳しいって聞くけど本当?

・メリット・デメリットが知りたい

こういった疑問に答えます。

 

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コロナ禍で再確認!外資ITエンジニアで良かった11の理由

この記事を寄稿している2021年5月現在ですが、残念ながらコロナがなかなか収りません。

タクゾーは2020年2月から完全に在宅モードですが、先日(2021年5月6日)のニュースを見ていると『運休した前後の列車で乗車率が180%を超えるなど混雑』とのニュースもあり、この状況でも『出勤する必要あるの?』と感じているのと同時に、今の(外資)IT企業勤務で本当に良かったなと感じています。

エラー - NHK

これは、他の外資IT企業で働く友人も同じ見解です。

タクゾーは、コロナ以前も『オフィスには必要があれば行く』スタンスで良く、そのスタンスで働けることは本当に助かっています。

勿論、業務に対する実績は問われますが、普通に仕事してさえいれば基本的には問題ありません。

在宅・リモートワークについては、日系(内資)企業やエンジニア職以外でも該当する箇所もあるかと思いますので、今回は三つの切り口『外資』『IT』『エンジニア』で、良かった点についてご紹介したいと思います。

少しでも「良いな~」とか「羨ましい」と思う方は、『外資』『IT』『エンジニア』のそれぞれのキーワードの企業は常に人手不足なので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

IT(関連)企業のメリット

まずは、内資を含み、IT(関連)企業のメリットです。

勿論すべてのIT(関連)企業がこのメリットに該当しているわけではないですが、周囲を見渡す限りは該当するかと思います。

在宅・リモートワークを率先して対応してくれる

まずは、IT(関連)企業で良かった点としては、『在宅がしやすい』業務形態なことでしょう。

昨年の今頃はまだ『コロナはただの風邪、直ぐに無くなる』とコメントされている方が多く見かけましたが、最近の状況からか、そういった発言が減ってきたように思います。

コロナで自粛しすぎるのも経済活動としては確かに良くない面もあるのは事実ですが、では自身がコロナを患いたいかというと、だれも進んで患いたいとは思わないはずです。

日本はワクチン接種が遅れているのは残念ですが、まずはワクチン接種が済むまでは『気兼ねなく在宅ワークができる』のはIT(関連)企業のメリットでしょう。

こちらは昨年のGoogle社のニュースですが、早い段階で在宅勤務の期間延長についてもニュースになっていました。

Google、在宅勤務の期間を半年延長 新型コロナに対応
【シリコンバレー=奥平和行】米グーグルは27日、全世界の社員を対象に在宅勤務を認める期間を延ばすことを明らかにした。従来は2021年初めから通常の勤務体制に戻す予定だったが、半年延長する。米国などで新型コロナウイルスの感染が再び広がっていることに対応する。スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が電子メールを通じて「...

ただし、IT(関連)企業勤務にも拘らず、委託先への派遣などで現場に出勤しなければならい方もいらっしゃる場合もあります。

IT(関連)企業に勤めているにも関わらず、出勤せざるを得ないのであれば、それは契約か勤務形態の問題もあるため、異動もしくは転職を検討するタイミングかもしれません。

コロナは改めて自分の働き方について再考する良い機会ではないでしょうか?

外資企業のメリット

外資企業というと、一般に「厳しいんじゃないの?」とか「直ぐクビになるんじゃないの?」と怖いような部分をフォーカスしがちですが、実はそんなことはありません。

勿論、企業によっては企業自体もしくは所属するチームがそういう文化の場合もありますが、それは内資企業でも同じですので、外資だからといって特別というわけではないと思います。

それはそうとして、ここでは外資企業のメリットをそれぞれご紹介したいと思います。

待遇(お給料)が良い

最も想像し易いのは、お給料が良いことです。

例えば、外資ではペーペーの一般社員であっても、職種によっては内資の一部上場企業の部長級のお給料と遜色がないケースもあります。

これを経験していると、企業に必死にしがみついて同期との出世競争に打ち勝ち、やっと手に入れた内資企業でのポジションや年収という概念は、正直馬鹿らしくも思うこともあります。

当然ですが、外資企業で役職者の場合は、より高額の待遇を得ることが出来る可能性があります。

ストックオプションなど、給料以外の収入を得られるチャンスが多い

内資企業でもストックオプションや持株会などを実施している企業も少なからずありますが、外資企業では多くの場合にストックオプションの制度があり入社時に何株か貰えます。

一般的には、

  • 4年間で分割して配布
  • 入社後1年経過すると1/4が支給
  • 以降は毎月支給

というのが、最近の流行りのケースのようです。

当然ですが、配布の仕方は企業によって異なりますので入社契約時に確認しましょう。

また、企業よっては入社のサインアップ時に貰える『サインアップボーナス』や、多くの実績を残した場合にストックオプションの追加付与されるケースもあります。

さらに、コロナ禍のため現在は実施が厳しいですが、優秀な社員向けに『クラブ』と呼ばれるご褒美旅行を実施している企業もあります。

知人のケースでは、先日高級腕時計のROLEXがプレゼントされていましたが、何かと高額商品をくれる傾向にあるのも外資企業ならではでしょう。

自分のペースで働ける(時間のコントロールがし易い)

内資企業では労働時間の管理の観点から、勤務時間をしっかり管理される傾向が強く、その結果、9時出勤など出社時間を明確に決められることが多いです。

一方で外資企業の場合、そこまで時間に関しての厳しい制限がないことが多いです。

米国や他国とのオンラインMTGなどで早朝であったり、夜中のミーティングに参加しなければならない場合もありますが、その分の時間は、日中の時間から差し引けば問題ないように自己でコントロールがし易いです。

この辺りは所属する企業のポリシーに依存するかもしれませんが、海外とのやり取りが多い場合には、海外時間帯で働けば良いので時間をずらせばよいので、内資企業よりは柔軟であることは間違いないでしょう。。

最先端のスキルが身に付く

内資IT(関連)企業でも最先端の技術を身に付けられる環境は勿論ありますが、残念ながらそう多くはありません。

総務省が纏めた『日米のICT人材の比較』は有名なデータですが、

情報処理・通信に携わるICT人材は日本では105万人、米国では420万人であり、日本は72%がベンダ企業に属する一方、米国は65%がユーザ企業に属する。

参照元:総務省(日米のICT人材の比較

であり、外資IT企業でないと最先端のスキルに携われないという構造的な問題があります。

また、内資のサービス企業を除いて、IT(関連)企業の多くが海外由来のものです。

例えば、普段から皆さんが何気なく使用しているiPhoneやAndroidスマホも、一部ハードウェアは日本企業が提供しているものもありますが、多くが海外由来の物です。

もっと言えば、パソコン用のOSで日本発の物を探すのが困難でしょう。

パソコン上で動くソフトウェアであれば内資企業による純国産の物もありますが、ネットワーク機器やサーバーと呼ばれるコンピュータプラットフォームの多くはご存じの通り海外製もしくは海外由来のものです。

全てではないにしても、ことITに関しては日本よりも海外の方が最先端の技術を使用しているケースが多く見受けられます。

さらに、言語の壁(英語から日本語への翻訳)もあり、どうしても時間的な遅延が発生しやすいのも事実です。

最初に海外(主に米国)でブームとなり、少し遅れて日本語化とともにテクノロジーが日本に輸入されてきますので、この辺りは外資の方がより早く、最先端の情報や技術に触れられるのは事実ではないでしょうか。

英語を活用できるチャンスが多い

英語が好きな方には朗報です。

学生時代や就職後に時間をかけて身に付けた英語力を一つの武器にすることが出来ます。

これは日本の外資企業で働く一つの大きなメリットではないでしょうか。

ただし、海外勤務の外資(国によっては内資に相当するかもしれませんが)の場合には、『英語は話せて当たり前』となるので、武器(強み)にはなりませんのでご注意ください。

あまり英語が得意でなくても、入社後に英語を学べば良い外資企業もあるので、どの程度の英語力が必要かは入社時に確認するようにしましょう。

全く英語力が必要ではない外資も勿論あります。

福利厚生が手厚い

IT(関連)企業の場合、内・外資問わず保険組合(例えば、関東ITソフトウェア健康保険組合)などに所属しています。

内資企業で大企業の場合には自社の保険組合があったりますが、多くの外資は、そこまで企業規模が大きいわけではなく、前述の関東ITソフトウェア健康保険組合などに加入していることも多いので、保険組合としての福利厚生については内・外資差でが無かったりします。

では、何が異なるかというとズバリ『保険』です。

何かの際に支払われる保険については、外資の場合では、かなり手厚い保険に加入しているケースが多いです。

これは企業によって異なるので、外資企業に入社される予定の方は、入社前に人事に確認いただくと良いでしょう。

なお、タクゾーのケースで言うと、いくつかの保険に加入していただいているようです。

  • 総合福祉団体定期保険
  • 業務災害安心総合保険
  • 団体長期障害所得補償保険

それぞれの保険での補償内容は異なりますが、例えば土日のレジャー中の事故、ケガでも支払い対象であったり、退職後でも保険の支払い対象となるものもあるため、以前勤めていた上場している日本企業と比較しても数倍以上、補償内容が良いです。

正直言うと、ここまで保険が充実しているなら、個人で保険に入らなくても良いのでないかというレベルです。

実際、知人が誰もが知る大手IT企業で勤務していましたが、体調を崩して退職しまたが、保険で賄ってもらえるようで、私の知る限り15年以上働いていません。

健康が一番であることは間違いないですが、いつ病気になるかは誰も分かりません。

企業側が十分な保険を掛けてくれるのは、大きなメリットではないでしょうか?

慣れ合いに配慮しなくて良い

『外資はドライ』という印象があると思いますが、ドライというよりは『個人の時間や意見を尊重してくれるというのが正しい表現』かと思います。

飲みに行きたければ飲みに行けばよいし、所用があって参加できない場合や「(心の中で)参加したくない」というのであれば、参加しなくてもお咎めはありません。

内資系企業のように「あいつは~」というケースは稀でしょう。

そいう意味で信頼できる人間関係は築きやすいのも外資の特徴の一つです。

副業が認められているケースが多い

以前の外資では『副業』に関する説明が全社で実施されたことがあります。

内資企業でも昨年、オークションサイトで有名なヤフー!がギグパートナーと称して人員を募集を始めて話題となりましたが、外資企業で副業は比較的一般的な話です。

ギグパートナー募集 - 採用情報 - ヤフー株式会社
ヤフーの働き方が変わります。そして、ヤフーはみなさんの働き方も変えたい。だから「ギグパートナー」を募集します。

競合など同業他社での副業は禁止されています(禁止されているはず)が、多くの方が不動産投資などをはじめ、個人事業主である方が多いのも外資の特徴の一つではないでしょうか。

基本的に内資企業の方よりも『お金が好き』な方が多いですし、そういった勉強をされている方も多いので、色々教えてくれます。

特にストックオプションや株の買い取り、節税についてはかなり詳しい方が多く、そういう方から話を聞くのはとても刺激的ですし、自身が働きながら副業をする際にも参考になります。

エンジニアのメリット

ここからはエンジニアのメリットです。

タクゾーはプロフィールの通り、営業職からITエンジニアに転身しましたが、周囲を見てみるとケースとしては少ないケースのようです。

ただし、全くないというケースではありません。

知人のケースでは、某有名イタリアンの店長からITエンジニアに、そして起業したケースというのもあります。

タクゾーのケースでの、営業職からITエンジニア職になったメリットとしては、

  • お客様の説得ができる
  • 丁寧なお客様対応ができる
  • 時間単価の貴重さを理解できる

などでしょうか。

一方でデメリットもあります。

  • 営業に嫌われることが多々ある
  • 営業をアサインしてもらえない場合がある
  • 常に『営業への異動』希望を確認される

営業経験がある外資ITエンジニアは稀ですので、多少のデメリットと感じる画面もありますが、それも個性として考えましょう。

エンジニア職は結果を出しやすく、営業職よりプレッシャーが低い

最近は内資企業でも優秀な新卒や人材確保のために『ジョブ型雇用』のニュースをよく耳にします。

ニュースや新聞でも見かけた方は多いのではないでしょうか?

ジョブ型雇用の「ジョブ」とは何か? 幻想で議論してはいけない
ジョブ型雇用に必須なのが「ジョブディスクリプション(職務記述書、JD)」。仕事をタスク分解して定義し、まとめてJDにしておけば、仕事の範囲が明確になりブラック労働も発生しない――。こうした「JD神話」はたくさんの矛盾をはらんでいる。

内資企業の場合だと、昇給が、昇格と同時か年功序列で少しずつ給料を上げていくのが主流です。

その結果、残念ながら『高給取りの仕事ができない先輩や上司』が多く存在するケースを見かけます。

一方で、外資ITエンジニアはジョブ型雇用の採用が明確となっているため、既に身に付けているスキルで結果を出したり、また、自身のスキルアップと合わせて評価されるので、内資企業よりも結果を出しやすい(評価されやすい)傾向にあります。

またエンジニア職は営業職と異なり営業(販売)数字でのみで評価されるわけではなく、企業への貢献度も評価に加えらえることが多いです。

この辺りは企業文化もあるため一概には言えませんが、数字のみで評価される営業職よりは給料は安いものの、逃げ道が多くまた得意分野で戦える余地は十分にあるのがエンジニア職だと感じています。

自身で身に付けたITスキルを業務で活用できるチャンスも多い

外資ITエンジニア職では、スキルの差はそれぞれです。

とてもプログラミングスキルが高い方も居れば、お客様の説得力に長けているエンジニアもおり、『個性豊か』と表現するのが良いかと思います。

また、所属している企業以外でも活躍の場を広げられる方も多くいらっしゃいます。

そういった、個人で業務以外で身に付けたスキルは、自社の所属する企業でも社外活動でも活用できるチャンスは多くあります。

内資企業の場合、業務時間外の活動について多くの企業では評価に上手に取り込むことが出来ないことが多く見受けられるので、活動の範囲が狭くなりがちです。

スキルアップに貪欲な方は、経験上は外資の方が向いている可能性が高いと感じています。

そうはいってもデメリットはないの?

ここまで『外資』『IT』『エンジニア』のそれぞれのメリットについて列挙してみましたが、いかがでしたでしょうか?

「良いことばかりじゃん」と思う人も多いかもしれませんが、デメリットは勿論あります。

それは、全ての外資に当てはまる訳ではないのですが、

  • 退職金制度はない(場合が多い)
  • 突然のクビは実際にある
  • 自分の身を守ることを優先する人もいる
  • 買収され、企業文化が一気に変わる

などでしょうか。

内資企業のような『退職金制度』が無かったり、『突然クビになる』のは想像し易いかと思いますが、余程の大手企業ではない外資企業では、買収・統合は一般的です。

タクゾーは、外資を3社経験していますが、うち2社は買収されています。

ですので『居心地が良いので、ずっと居たい』と考えていても、思う通りにはならない可能性は十分あります。

気になったら、即行動してみよう

『外資』『IT』『エンジニア』のそれぞれのメリット・デメリットについてコメントさせて頂きました。

個人的な感想としては、ITエンジニア職でキャリア形成をしていきたいと考えるのであれば、一度でも外資企業を経験することは、スキルアップのみならず精神的タフさも身に付けられるのでオススメです。

人間関係においても、面倒な『花いちもんめ』的なものなく、信頼できる人間関係を築き易いとすら感じます。

もし、少しでも外資企業やITエンジニア職に興味を持ったら、まずは話だけでも聞いてみたら如何でしょうか?

転職エージェントやエージョントについてはこちらで纏めていますので、参考にどうぞ。

まとめ

日本では『我慢が美徳』的な考えがありますが、元Amazon.comチーフサイエンティストのアンドレアス・ワイガンド氏が言った言葉で共感できる言葉があります。

「嫌いな人と働く時間があるほど私たちの人生はそんなに長くない。」

これは真実かなと思います。

一度しかない人生ですのでし、現在の勤務先で何かしら『我慢をしている』『ストレスを感じる』『息苦しい』と感じているのであれば、もしかすると勤務先が自分合っていないのかもしれません。

そう感じる方は、一歩踏み出してみるのも良いのではないでしょうか?

最近は『出戻り』も企業の一つの文化になりつつあります。

外で経験を積んでから古巣に戻ることを許容するというのも、今まででは無かった新しい企業の在り方かもしれません。

本記事が何かの参考になれば幸いです。

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