
・英語のウェブページを日本語で読みたい
・英語のメールのやり取りや、自身が書いた英語の答え合わせをしたい
・英語のpdfを一括日本語変換したい
・英語の動画や音声の文字起こしをしたい
・英会話力を安価に身に付けたい
こういった疑問に答えます。
年収を上げたい人は必見!英語が苦手でも不安なし。外資企業勤務でもフル活用の翻訳機能の便利な使い方4選

以前にもご紹介していますが、外資勤務だからと言って社員全員が帰国子女であったり、TOEICが900点以上だったりするわけではありません。
個人的な感覚としては、外資系と日系の会社員の大きな違いは、仕事時間以外に自分のスキル(能力)の向上のために時間を使う人かどうかが大きな差です。(スキルアップが投資や副業、ゴルフ、趣味の場合もあります。)
ですので、勿論入社時から英語が流暢なことに越したことはありませんが、入社してから頑張れば良いですし、英語が苦手でも努力しようとする姿勢は、それはそれで評価されます。
とはいえ、業務では英語が必要になってきます。
そこで今回は、英語が得意でない方でも日常の業務を回すために使える便利な翻訳術をご紹介します。
これさえ知っていれば、重いビジネスミーティング以外は何とかるかもしれません。
Webページの翻訳は、Google Chromeの翻訳機能が便利
日系企業だとパソコンで利用できるブラウザーがMicrosoft IEやEdgeのみに限定されている企業もありますが、Google が提供するブラウザーの Google Chromeでは標準で翻訳機能が利用できます。
多くの方が、Google ChromeやGmailを利用しているにもかかわらず、この翻訳機能を知らない方も意外に多いです。
使い方は簡単で、 Google Chrome で翻訳したいサイト上で右クリックをし『日本語に翻訳』を選択するだけで、翻訳が可能です。
以下は、試しにBBCのサイトを翻訳変換をした一例です。


時には翻訳が変で、「おやっ?」となるところもありますが、殆どのケースではこれだけで十分意味が理解が出来ます。
先ほどの『日本語に翻訳を』を実行すると、ブラウザの右上に言語の切り替えが表示されます。

ブラウザをクリックすると切り替え画面が消えてしまいますが、その際は再度そのページで右クリックをして『日本語に翻訳』を選択することで、元の言語を表示できます。
たったこれだけでも、かなりの戦力アップ間違いなしでしょう。
メールでの英語のやり取りには Google 翻訳、DeepLを活用
ブラウザではなく、メールなどの文面を翻訳したい場合には『Google 翻訳』か『DeepL』が便利です。
【Google 翻訳での翻訳】

【DeepL 翻訳での翻訳】


社内・社外のメールなどのやり取りや、ちょっとした文章の変換であれば、これらを使いのこなせば文章での英語対応はほぼ問題ないでしょう。
「どちらがおすすめなの?」と聞かれると翻訳の裏で動いている技術革新は日々進化しているため、なかなか悩ましいです。
実際、多少の差はあるものの差は軽微ですので、「翻訳が日本語的に自然ではないなぁ」と思う時はもう一方を使ってみましょう。
英語のpdfを日本語化したい
前述のDeepLは、ワード(docx)やパワーポイント(pptx)を直接翻訳をさせることが出来ます。
これだけでもとても便利なのですが、外資IT系の製品マニュアルマニュアルは、pdfで提供されていることが多く、pdfだとDeepLに読み込ませることはできません。
そういう場合には、pdfを一度ワード形式に変換することでDeepLで変換が可能です。
流れは以下となります。
- 読み込ませたいpdfドキュメントを入手する。
- Googleドライブにアップロードする
- Googleドライブからdocx形式でダウンロード
- Deeplで翻訳させる
試しに最近リリースされた、Microsoft Windows 11ハードウェア要件の資料『Minimum Hardware Requirements for Windows 11.pdf』を例に日本語化してみます。
以下からpdfのダウンロードをします。
https://download.microsoft.com/download/7/8/8/788bf5ab-0751-4928-a22c-dffdc23c27f2/Minimum%20Hardware%20Requirements%20for%20Windows%2011.pdfダウンロードしたファイルをGoogle ドライブに保存します。

次に、アップロードしたドキュメントをクリックして開き、上部の『Google ドキュメントを開く』から『Google ドキュメント』を選択します。

すると、Google ドキュメントを利用してファイルが開かれます。
残念ながら、この際にレイアウトが崩れてしまうものもあります。

Google ドキュメントでファイルが開かれたら、『ファイル』、『ダウンロード』『Microsoft Word(.docx)』を選びファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたら、ダウンロードしたファイルをDeepLにアップロードします。
ファイルのアップロードは、ファイルの翻訳を選択し、ファイルをドラッグアンドドロップすればOKです。


次に翻訳先言語を選択します。

ファイルの翻訳が始まると、少しの間『日本語に翻訳中』が動作します。

翻訳が完了すると『日本語へ翻訳をダウンロード完了』が表示され、ファイルが自動でダウンロードされます。

ダウンロードされたファイルには、翻訳された言語(日本語の場合はにはJA)がファイル名の最後に追加されます。

今回はDeepLの無料のプランで翻訳を行っているため、翻訳されたドキュメントの頭にDeepLの広告が付きます。

業務などで利用する場合には、有料版のDeepLを利用する方が良いでしょう。
ドキュメントを全て一から作成することを考慮すると、多少のレイアウトのズレは発生しても満足いくレベルかとは思います。

DeepLにはいくつかのブランがあります。

外資での年収アップを考えれば、自身の業務効率化のために投資しても直ぐに元が取れるでしょう。

外資での勤務は如何に効率良く業務を処理するかです。
ツールの利用スキルも十分なスキルアップですね。
英語の音声の文字起こしはGoogle ドキュメントが有効
Google ドキュメントには音声入力機能があり、この機能は秀逸です。
Google アカウントを持っていれば利用でき、しかも日本語以外にも様々な言語をサポートしているだけでなく、使い方もとても簡単です。
ここでは、 Google ドキュメントの音声入力の使い方についてご紹介します。
右上のメニューからGoogle ドキュメントを選択します。

Google ドキュメントが起動したら、『新しいドキュメントを作成』を選択します。

『無題のドキュメント』が起動したら、『ツール』、『音声入力』と進みます。

すると、マイクのアイコンがドキュメントの左側に表示されます。

マイクの上に日本語とある通り、デフォルトではブラウザの設定されている言語が選択されます。
英語の音声入力を行いたい場合には、言語選択をクリックして入力する言語を選択します。

英語だけでも、かなりの方言を選択(理解)することが出来ます。
英語を発音すると、自動で文字起こしされます。

使いどころは、スクリプトがない英語の音声や動画の文字起こしをしたい場合などでしょう。
便利な機能なのでおすすめです。
英会話力を安価に身に付けたい
タクゾーの会社では、ほぼ毎日のようにオンラインのトレーニングやミーティングなど、英語が必要な場面があります。
黙って参加するだけでも良いですが、何を言っているのかを正しく理解しリアルタイムで質問できることは時間や効率の観点から重要です。
英語力のアップはもちろん英語を毎日使うことがとても重要です。
以前ご紹介しましたが、安価なDMM英会話も十分な効果は得られますので毎日継続してトレーニングを行いましょう。
高い英会話コースは世の中沢山有ります。
タクゾーは月額何万円もするトレーングを継続して受講したこともありますが、コスト面を考慮するとDMM英会話はコスパ最強のオンライントレーングの一つです。
まとめ
今回は外資企業でも有効な、翻訳ツールをご紹介しました。
多くは無料でも十分利用が出来ますし、多くの方にとっては英語よりも日本語の方が業務効率は上がるでしょう。
英語を身に付けることと翻訳ツールを使うことは対局にありますが、注力すべきは短い時間で効率良く結果を出すことです。
少しでも早く業務を終えて、英会話や英語レッスンを業務時間以外で集中して受講すればスキルアップもでき、次の転職の際の年収アップにも繋がるでしょう。
本ブログでは、年収アップのためのおすすめ情報も発信していますので、是非参考にしていただければ幸いです。
