
・Dragon Touchってタブレットについて知りたい
・Amazonで何機種かあるけどオススメはどれ?
・安いけどどの程度の性能なの?
・新品購入のメリットを教えて
・ぶっちゃけデメリットは?
こういった疑問に答えます。
【Dragon Touch NotePad 102 Android 10インチタブレット レビュー】格安・高コスパ Android 10インチタブレットは格安最強タブレット
先日ご紹介した2020年の買って良かったシリーズに続き、2021年最初のガジェットとして『Dragon Touch NotePad 102』なる怪しいタブレットを入手しました。
当初は買う気はなかったんですが、あまりに安かったので「どうなのかな?」と思って試しに購入してみました。
折角なので手元に古いiPad(iPad Air 2)やがあるので比較してみたいと思います。
手頃で安い10インチのAndroidタブレットが気になる方は、是非参考にしてみてください。
Dragon Touchとは?
DragonTouchは、一般には中華タブレットと呼ばれる部類のタブレットを製造するメーカーです。
何かと話題のファーウェイ(HUAWEI)も中華タブレットに分類されます。
タクゾーはもともとApple製品を主に使用していましが、数年前からHUAWEIのタブレットやスマホ、GoogleのNexusなどのAndroidを利用しています。
日本ではiPadやiPhoneが人気ですが、Androidも慣れてしまえば特に不満はありません。
データ移行も連絡先などをGoogleアカウントと連携してあれば、スムーズに移行が完了できます。
ただし、今回ご紹介する「DragonTouch」は量販店などではあまり見かけないメーカーですので、購入までは流石に「大丈夫?」と感じましたが、メーカーサイトの情報を見る限りはそこまで不安なメーカーではなさそうです。
2013年以来、DragonTouchはAmazonで最も人気のある手頃なタブレットブランドになりました。卓越したパフォーマンスにより、2015年にウォルトディズニーと提携して、まったく新しいキッズタブレットを発売しました。子供たちは安全なオンライン環境で無料のプリロードされたディズニーのストーリーブックとゲームを楽しむことができ、親は心配することなくペアレンタルコントロールを通じて監視することができます。
今日、私たちは幅広い電子製品を提供し、北米、南米、ヨーロッパ、アジア、その他多くの地域に販売されています。今後も、多くの人に手ごろな価格で生活を楽しんでいただけるよう、デザイン性の高い高品質なエレクトロニクス製品を低価格で開発していきます。
引用元:Dragon Touch
メーカーサイトやAmazonのレビューを見る限りは、安価で性能も良いAndroidタブレットを提供しているメーカーのようです。
実際使用してみると、AmazonのFire タブレットとは異なりGoogle Playが使用できるので、使用感は他のAndroidのタブレットやスマホと大差はありません。
Dragon Touch タブレットが沢山ある?
Amazonで検索すると、Dragon Touch タブレットが多く出品されているのが分かります。

Amazonではどの機種もクーポンを利用することで実売では1万4千円以下で購入が可能で、最も高い物でも10インチで1万4千円以下で購入できるのは驚きです。
価格差は数千円で「どれが良いのか?差は何か?と気になった」ので、調べると以下の通りです。
モデル名 | Notepad 102 | MAX10 | Notepad K10 | Y88X PRO |
Android | 10.0 | 10.0 | 9.0 | 10.0 |
サイズ | 10.1インチ | 10.1インチ | 10.1インチ | 7インチ |
CPU | SC9863A 8コア Octa-core A55 1.6GHz | SC9863A 8コア Octa-core A55 1.6GHz | MTK8163 4コア Quad-core Cortex-A53 | RK3326 4コア Quad-core 1.5 GHz |
ディスプレイ | IPS 1280×800 | IPS 1280×800 | Full HD 1280×800 | Full HD 1280×800 |
RAM容量(メモリー) | 3 GB(DDR3) | 3 GB(DDR3) | 2 GB(DDR3) | 2 GB(DDR3) |
SSD | 32 GB | 32 GB | 32GB | 32GB |
拡張メモリ | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB |
バッテリー | 6000mAh | 5000mAh | 5000mAh | 2800mAh |
カメラ(リア) | 800万画素 | 800万画素 | 800万画素 | 200万画素 |
カメラ(フロント) | 500万画素 | 500万画素 | 200万画素 | 30万画素 |
重量 | 550 g | 550 g | 520 g | 250 g |
ドッキングキーボードに対応 | 〇 | – | – | – |
発売年 | 2020年9月 | 2020年3月 | 2019年 | 2020年 |
ベンチマーク(AnTuTu) 総合スコア GPUスコア | 総合スコア:105265 GPUスコア:9150 | 総合スコア:91000 GPUスコア:5114 | 総合スコア:43846 GPUスコア:2474 | 総合スコア:43100 GPUスコア:3174 |
価格は左から、約1.4万円、約1.4万円、約1.1万円、約0.7万円です。
価格と性能を考慮すると、購入するなら10インチか7インチでしょう。
ちょうど価格と性能が倍という感じでしょうか。
Antutuを利用したベンチマークでは、Notepad 102はギリギリ総合で10万以上でエントリーからミドルレンジ当たりの性能だということが分かります。
区分 | AnTuTu Ver8 スコア |
ハイエンド | 総合スコア:約55万点 GPUスコア:約21万点 |
ミドルレンジ上位 | 総合スコア:約33万点 GPUスコア:約9万点 |
ミドルレンジ | 総合スコア:約21万点 GPUスコア:約3万点 |
エントリー | 総合スコア:約8万点 GPUスコア:約9千点 |
決してハイスペックなタブレットではないものの、安価で雑に使っても気にならないのは大きなメリットでしょう。
率直の感想は、普通のAndroid端末です。
無駄なアプリケーションが一切インストールされていないので、GoogleのNexusと変わりません。
性能も高度なゲームは厳しいと思いますが、webの閲覧、読書、YouTube再生などで動作が重くなったりすることは皆無です。
重いゲームはスペック的に厳しいでしょう。
安価なので、お子さんを含め、初めてのタブレットには丁度良いかもしれません。
実際の使用感

手元にあるiPad Air 2(A1567)と比較しても、特に気になるところはありません。
敢えてiPadとの差で気になったことを挙げるとすると、
・Dragon Touchは画面が青みがかっているのに対し、iPadは黄色がかっている
・iPadの方が画面がスベスベしている
・Dragon Touchは550gに対しiPadは437gと軽量
といったところでしょうか。
ただし、iPad Air 2(A1567)は2014年の発売当時89,800円(税別)なので、価格差を考えると・・・仕方がないようにも感じます。
参考までに、iPad Air 2のAnTuTuのスコアは、総合スコア:147628、GPUスコア:27075なので、発売時期に6年の差があるにもかかわらずiPad Air 2の方が高性能ということになります。
『Apple社おそるべし』ですね。
Dragon Touch NotePad 102の内容物

Dragon Touch NotePad 102の内容物は、
・マニュアル
・充電器
・USBケーブル
・保証延長のカード
・ピン(MicroSDカード取り出し用)
・プレゼント応募
です。
付属品以外に、保証延長のカードやプレゼント応募についての説明もあり、お得感があります。
プレゼント応募に関しては、特典の付与の差が見えませんのであくまでオプション程度と考えた方が良いかもしれません。
Dragon Touch NotePad 102のメリット
価格的なメリットはお伝えしましたので、その他のメリットについていくつかご紹介します。
正直、この価格でここまで優秀なのでああれば、かなり合格レベルではないでしょうか。
技術基準適合認定を取得済みは優秀
最近気が付いたのですが、Amazonなどで販売されているSIMフリーのスマホは、技術基準適合認定(技適)を取得していないものが多く散見されます。
ですので、この価格で技術基準適合認定(技適)対応は重要なポイントでしょう。
なぜなら日本で通信機器を使用する場合には、この(技適)を取得している必要があります。
赤丸の部分が技適のマークです。


なお、技適とは、
技術基準適合証明と技術基準適合認定のいずれか、あるいは両者の認証がなされていることを表示するマークで、総務省令によって定められたものである。
参照元:wikipedia
です。
ユーザー側は何かデメリットがあるのか?というところなのですが、技適を取得していない機器を使用している場合は罰則があります。
適合表示無線設備と同等の機能であっても技術基準適合証明の技適マークの無い機器、または技適マークがあるが改造された機器の使用は、総務大臣の免許の無いまま無線局を開設したこととなり、第110条第1号により1年以下の懲役又は100万円以下の罰金刑に処される。
参照元:wikipedia
意外にも罰則が重いです。
では、海外旅行者はどうなのか?と思いますが、旅行者には90日以内に限って使用が可能です。
補償延長が無料で可能
商品到着後に、Dragon Touchの補償のサイトにアクセスして情報を入力すると、補償期間の1年の追加延長を無料で行えます。
商品受け取り後、7日以内に登録が必要です。

登録に必要な情報は3つです。
メールアドレス
Amazonの注文ID
補償の内容はサイトに記載がありますが、重要な点としては『保証延長は中古品に無効』ということです。
メルカリなどで新品未開封で売られているものがありますが、補償延長にはAmazonの注文IDが必要なので、新品未開封でも中古品扱いとなり保証延長のメリットが受けられません。
極端に安く購入できる場合を除いて、新品を購入した方がメリットがあるでしょう。
登録すると『ご注文が登録されました!』と表示されます。

製品の保証情報を確認するには、Amazonの注文番号とメールアドレスを入力します。

保証の有効期限を確認すると、保証の発行日(ワラント発行日)から2年後の日付となっています。

Webで簡単に登録できるのはありがたいです。
無料のプレゼント
新品で購入するとギフトの申込カードが同梱されている場合(全てかどうかが不明なため『場合』としています。)があります。
プレゼントの申込には、Amazonの注文IDが必要です。
購入した際には直ぐに確認して、申し込みましょう。
ドッキングキーボード

Dragon Touch NotePad 102はドッキングキーボード対応なので、早速入手して利用してみました。
ドッキングステーションは3,999円で購入可能です。
こちらも3,999円と安価な割に、カバーの質感も申し分ありません。
やはり多くの文字入力が必要な場合には、キーボードがあったが方が楽ですし、画面タッチができるので、マウスがなくても画面のタッチでマウスと同等の操作ができます。
ドッキングステーションが到着して間もないので、もう少し使用してみてショートカットなど便利な使い方を探してみたいと思います。
Dragon Touch NotePad 102のデメリット
強いてこのタブレットのデメリットを挙げるとすると重さです。
そして、ドッキングキーボードとタブレットと合わせると、ほぼ1キロとなるので軽量のパソコンと変わらなくなってしまいます。

もう少しだけ軽いと良いなと思います。
メーカーさん、頑張ってほしいと思います。
まとめ
今回は、格安タブレット『Dragon Touch NotePad 102』レビューをしてみました。
タブレットなどのガジェットは商品の代替わりが早いです。
あくまで個人的な感想ですが、ガシガシ乱暴に使うのであれば、このくらいの価格の物を短いサイクルで買い替えていくのが気軽に使えて良いのではないかと思います。
本を読んだり、気軽に持ち運べて且つバッテリーの持ちも良く、パソコンのように使えるタブレットは一台あると想像以上に便利です。
まだ10インチタブレットをお持ちでない方は是非この機会のお求めください。
元が安いので、しばらく使ってメルカリなどで転売すればそこまで損することはないでしょう。