年収1000万の人ってどのくらいいるの?気になる割合を調べてみた

年収1000万
  • 年収1000万を越える人ってどのくらいいるの?
  • 転職するとしたら年齢制限は?転職回数は?
  • やっぱり英語って必要?
  • 向き不向きはある?

こういった疑問に答えます。

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年収1000万の人ってどのくらいいるの?気になる割合を調べてみた

やっぱり実際のデータを見た方が良いと思うので、平成30年に公開された国税庁の平成29年度分民間給与実態統計調査を基に年収をマップを作ってみました。

年収1000万を越えているのは全体の4.5%のようです。

100人のうち5人は年収1000万を超えているので、全くいないわけではなさそうですね。

もう少し細かくみると1000万から1500万以下は3.3%いますが、1500万を超えると一気に1.2%までに減少します。

こうやってみると年収1000万はハードルが少し高いように感じますが、私の周りだとなぜか年収1000万以上の方がゴロゴロいます。

何故かというと働く業界次第です。

例えば私の勤務先でいえば(私が役職なしのぺーぺーなので)働いている人の殆どが1000万以上でしょうし、他の企業で働いている友人・知人も1000万以上がほとんどです。

何でそんなに年収1000万以上ばかりが周囲にいるのか?

先日こちらの記事で「年収1000万以上の求人」実態調査についてコメントしました。

私はこのデータの通りIT・インターネット業界で働いていますが、年収に大きな影響があるのは内資か外資の違いです。

こちらに面白い記事があります。

アメリカでも2倍以上の水準で、IT人材の平均年収は1000万円以上。日本のIT人材の倍近くを稼いでいます。これは裏を返せば、日本ではIT人材の人件費を抑える仕組みが「成功している」と考えられます。

参照元:東洋経済オンライン

つまりIT・インターネット業界は、他の業界と比較して給料は高いレンジにあるものの、日本のIT企業では高給ではない可能性があります。

担当者が「プロレベル」になると、給与は高くなっていきます。その前に異動させて、コストを抑えるのです。

参照元:東洋経済オンライン

大手企業ではこういった人事異動は見かけますが、日本企業では高給にならないように人事がコントロールしているというのは確かにそう思います。

またこの記事の通り、日本企業のように多くの人数でぞろぞろというのは外資ではないのは事実です。

実際に年収を調べてみる

Glassdoorという求人情報検索サイトがあります。

このサイトでは社員や求職者による企業の口コミ情報だけでなく、求職の給料レンジの記載があるのでとても参考になります。

実はこのGlassdoorは、リクルートが2018年に約1300億円(12億米ドル)で買収をしています。

そう聞くと、少しは信頼しても良いのかな?と思う人も少なくないはずです。

検索は無料でできますので、是非なじみのあるIT企業で検索をしてみてください。

職種だと、外資の場合は営業職でも技術職でも普通に年収が1000万を越えます。

顧客との接点がに近い立場の方が給料が高い傾向にあるようです。

そうはいっても外資は英語が必須では?

特に営業職の方に朗報です。

なぜなら、対象の顧客が日本国内のみとなるため英語力をそこまで求められないケースが増えるからです。

確かにスタートアップのような、海外に本社があり日本のオフィスの立ち上げ間もない企業の場合は英語が喋れた方が良いでしょう。

それでも日常会話程度は喋れた方が良いというくらいで、必須ではありません

英語が不慣れな方はどうすれば良いか?というと、すでに本国で上場している外資がおすすめです。

企業規模にもよりますが翻訳担当が勤務している企業さえあります

年齢や転職回数などの制限はあるの?

これはあくまで私の感覚ですが、特殊なケースを除いて、次の転職が初めての外資企業となる場合は35歳が一つのボーダーな感じがしています。

また面白いことに35歳までに一度でも外資を経験していれば、転職回数や学歴はさほど気にしなくても良いかもしれません。

逆に新卒から40歳まで転職未経験な方が年収1000万を目指すなら、転職ではなく副業にフォーカスした方が無難でしょう。

もちろん、40歳近くで初めての転職で外資でとても活躍されている方もいますので、必ずこのケースに該当するわけではありません。

でも、外資ってリストラあるんでしょう?

先程の東洋経済の記事の最後の方にありますが、外資の場合リストラ自体は普通にあります。

外資系企業で働けばプロフェッショナルなキャリアを必ず築けるというわけではありません。結果を出せなければクビになります。一方で、クビになる人はすぐになるので、結果がわかるのも早く、短期に軌道修正が可能です。

参照元:東洋経済オンライン

この部分だけフォーカスすると外資は厳しいと思うかもしれませんが、ちゃんと自分で計画を立て、結果にフォーカスして行動出来る人であればリストラの対象になり難いです

私が初めてリストラを経験したのは最初の外資に入社した直後のことで、入社3日目に社員集会がありリストラが発表になりました。

正直「この会社、大丈夫?」と思いましたが、その企業は約1年後に日系の企業に買収されました。笑

個人的には買収されるまでにも多くのことを学べたので、そんような状況でも環境はとても良かったと感じています。

コロナ過で日本企業の倒産も少なくないの状況ですので、リストラを気にするよりもしっかりとスキルを付けられる職場を選択することをお勧めします。

外資の前に、ITに向いていない人の特徴を知りたい

こちらIT業界に向いていない人の10の特徴という記事がありました。IT関連企業向けとしては、内資・外資・職種を問わず当てはまるはずです。

  1. 根気がない
  2. 新たなことを学び続けたいとは思わない
  3. 勤務時間外の仕事はお断りだ
  4. 人が好きではない
  5. 簡単にあきらめる
  6. イライラしやすい
  7. 複数の作業を同時に行うのが苦手である
  8. 出世したいという野心がある
  9. テクノロジ嫌いである
  10. 勤務時間が終わると携帯電話の電源を切る

私が内資でIT関連企業の管理職であった際も、実はこれらに当てはまる人は多くいました。

もしこれからIT関連企業に、そして将来は外資IT関連企業を目指し本業のみでも年収1000万以上を希望するのであれば、こういった側面は早めに克服しましょう。

まとめ

今回は年収1000万以上の方がどの程度いるのか?を統計的に見た場合と、実際のギャップをお届けしました。

本記事のポイントしては、

年収1000万の人の一般的な割合
実際のところ?
外資企業の年収の調べ方
外資では必ずしも英語が必須ではない
年齢や転職回数などの制限
外資につきもののリストラの実際
ITに向いていない人の特徴

などです。特別な資格はなしに年収1000万を目指すなら、外資IT関連企業がおすすめです。

そういう意味でIT業界はとてもコスパが良い職業だと思います。

これから転職を考えるていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

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