Fire HD 10 タブレットでGoogle Chrome が使いたい!Google Play ストア のインストール方法を画像付きで解説【2022年度版】

ガジェット
ブログ

・Amazon アプリストアでは利用可能なブラウザの選択肢が少ない

・Google Chromeを使いたいんだけど良い方法はあるの?

・画像付きで分かりやすいインストール方法を知りたい

・注意点を詳しく教えて!

こういった疑問に答えます。

スポンサーリンク

Fire HD 10 タブレットでGoogle Chrome が使いたい!Google Play ストア のインストール方法を画像付きで解説【2022年度版】

Fire HD 10 タブレットはご存じでしょうか?

Fire HD 10 タブレットは Amazon が開発・販売している性能も価格もお値段以上のコスパ最強の10インチのAndroidタブレットですが、残念ながらAmazonのアプリストアしか利用できず、最強のブラウザである Google Chrome が有りません。

Fire HD 10 タブレット はAndroid端末であるにもかかわらずGoogle Playが利用できないため、標準ではGoogle Chrome のインストールが出来ません。

Fire HD 10 タブレット の標準のブラウザの『Silkブラウザ』は、何気なくウェブサイトを閲覧していてもクリックが出来なかったり画像が選択できなかったりと、ちょっとしたネットサーフィンでもストレスを感じることが有ります。

こんなことなら「もうiPadに買い換えてしまおうか?!」と思うこともありますが、Google Chrome が利用できればコスパ最強のタブレットに生まれ変わります。

そこで今回は、Fire HD 10 タブレット でGoogle Chrome が利用できるように魔改造をしてみます。

事前準備(バージョン確認とSDカードの取り外し)

今回は2021年夏に購入した Fire HD 10 (第11世代)で作業を行います。

Fire HD 10(第11世代 ) は2021年5月に販売されたモデルで2022年1月時点では最新モデルです。

Fire HD 10 タブレットの世代は、『設定』→『端末オプション』→『Fireタブレットのバージョン』で確認できます。

次にFire OS のバージョンは 『設定』→『端末オプション』→『システムアップデート』で確認ができます。

Fire OS のバージョンは7.3.1.9であることが分かります。

今回はFire HD 10で作業を行っていますが、

  • Fire 7 (2019年版)
  • Fire HD 8(2018年版/2020年版)
  • Fire HD 10(2019年版/2021年版)

は、同じAndroidのバージョンであるため、同じ手順でPlay ストアの利用が可能です。

そして、次にSDカードを取り外します。

SDカードを利用している状態で本手順を行うと不具合が発生する場合があるそうです。

実際の作業と注意事項

では、ここからは実際の作業です。

なるべくITが得意でない方でも分かりやすく説明しますが、前述の通りメーカー保証の範囲外となってしまうので作業の際には自己責任となりますので、間違っても、AmazonやGoogleへの問い合わせはお控えください。

また、本手順はFire タブレットからの操作だけで完了しますので、作業を行うタブレット上でこのブログを開いて作業頂くと簡単です。

APKのダウンロード

本作業では、Google Play関連のAPKをAPKMirror(というサイト)から、4つのファイルのダウンロードとインストールを行います。

ファイルをダウンロードする前に、ダウンロードの手順に関する注意点を説明します。

『DOWNLOAD APK』クリックするとそれぞれがダウンロードされますが、Verified safe install (read more) 』が表示されていることを確認した上でダウンロードを行ってください。

各ファイルをダウンロード時には以下のポップアップが表されますので、『OK』を選択してダウンロードをします。

では、早速ダウンロードします。

それぞれのリンクを『Silk ブラウザ』でタップするとファイルがダウンロードされます。

  1. Google Account Manager 7.1.2 (Android 6.0+) 
  2. Google Services Framework 9-6794505 (Android 9.0+) 
  3. Google Play services 21.18.16 (100400-374723149) (100400) 
  4. Google Play Store 25.5.27-21 [0] [PR] 375135971 (nodpi) (Android 5.0+)

4つのファイルをダウンロードしたら、ダウンロード作業は完了です。

APKのインストールを許可

次に、ダウンロードしたAKPファイルをインストールするには許可設定が必要です。

『設定』→『セキュリティとプライバシー』→『不明ソースからのアプリ』 →『Silk ブラウザ』を選択し、『このアプリの提供元を許可』の設定をONにします。

APKのインストール

『不明なアプリのインストール』の許可設定を行ったら、ダウンロードしたAPKをインストールしていきます。

ダウンロードしたファイルはSilk ブラウザの『ダウンロード』をタップするとファイルが表示されます。

ファイルはダウンロードした順番通りにインストールする必要があるので、絶対に間違えないように作業を行ってください。

順番APK名ファイル名
1.Googleアカウントマネージャーcom.google.android.gsf.login_7.1.2-25_minAPI23(nodpi)_apkmirror.com.apk
2.Googleサービスフレームワークcom.google.android.gsf_9-6794505-28_minAPI28(nodpi)_apkmirror.com.apk
3.Google Play 開発者サービスcom.google.android.gms_21.18.16_(100400-374723149)-211816028_minAPI28(arm64-v8a,armeabi-v7a)(nodpi)_apkmirror.com.apk
4.Google Play ストアcom.android.vending_25.5.27-21_0_PR_375135971-82552710_minAPI21(arm64-v8a,armeabi-v7a,x86,x86_64)(nodpi)_apkmirror.com.apk

インストールの順序は上記の順番となるので、ダウンロードしたファイルの古い物(下から)からファイルをタップしていきます。

ファイル名をタップするとインストールが始まります。

画面上に『このアプリケーションをインストールしますか?このアプリは他のアイテムへのアクセスを必要としません』と表示され、画面下に『インストール』ボタンが有りますので、インストールをタップします。

タップすると直ぐにインストールが完了します。

続けて残りの3つのAKPをインストールしてインストール作業は完了です。

Fire HD 10 タブレットの再起動とPlay ストアの連携

4つのAKPのインストールが完了したら、Fire HD 10 タブレットを再起動します。

再起動は電源ボタンを長押しするとメニューが表示されるので、再起動をタップします。

再起動をすると、画面に『Play ストア』のアイコンが表示されるのでアカウントの連携をします。

『Play ストア』のアイコンをクリックするとPlay ストアとの連携が始まります。

『ログイン』をタップすると、Google アカウントのログイン画面が出てきますのでお持ちの Google アカウント(gmailアドレス)とパスワードを入力します。

パスワードを入れ無事『Google アカウント』でログインが完了すると、Play ストアが表示されます。

Play ストアの連携は以上で完了です。

Google Chrome のインストール

Play ストアの連携しましたので、次は 『Google Chrome』 のインストールを行います。

Play ストア の検索画面に『chorme』と打ち込んで検索します。

すると『Google Chrome』がヒットするので『インストール』をタップするとインストールが始まります。

インストールが完了すると『Chrome』のアイコンが追加されます。

以上で 『Google Chrome』のインストールも完了です。

簡単ですね。

インストール完了後の追加作業

インストールが完了したら、次の3つの作業を行います。

  1. 設定した『APKのインストールの許可』設定をOFFに戻す
  2. ダウンロードしたAPKファイルの削除
  3. Google 自動更新の停止

1.は先程の逆の手順で、『設定』→『セキュリティとプライバシー』→『不明ソースからのアプリ』 →『Silk ブラウザ』を選択し、『このアプリの提供元を許可』の設定をOFFにします。

2. はインストールの完了後はAKPファイルは不要なので削除しましょう。

APKファイルの削除はSilkブラウザからダウンロードファイルを表示し、各ファイルの『︙』をタップするとメニューが表示されるので削除を選択します。

3. は自動更新の停止です。

本来、Fire HD 10 タブレットはAmazonのアプリストアしか利用できないことが前提に設計されているため、Play ストア(Google)側でアプリが自動更新が走ってしまうと不具合が発生することが有ります。

以下の手順で自動更新を停止しておくと安心でしょう。

Play ストアのアイコンからPlay ストアにアクセスし、右上のアイコンをタップします。

すると、Google 設定がリストされますので『設定』をタップします。

次に『ネットワーク設定』をタップすると『アプリの自動更新』が表示されますので、タップします。

『アプリを自動更新しない』を選択し『OK』をタップすると自動更新がされないようになります。

以上で、残作業は完了です。

不具合が出たらどうする?

前述の通り、Fire HD 10 タブレットでPlay ストアの利用は補償対象外の設定です。

もし何かしらの不具合が発生した場合には、 Fire HD 10 タブレットを工場出荷状態に初期化をして不具合が解消するかを確認しましょう。

『工場出荷時の状態にリセット』するには、『設定』→ 『端末オブション』 → 『 工場出荷時の状態にリセット 』を選択し、PINコードを入力すると初期化が始まります。

まとめ

今回は、 Fire HD 10(第11世代 ) でのGoogle Play ストアと Google Chromeのインストールについて寄稿しました。

Fire HD 10(第11世代 ) は、前述の通り標準では Google Play が使えませんが、手頃な10インチタブレットとしては解像度やスペックを考慮するととてもお買い得なタブレットです。

お子さんへのプレゼントや雑に使いたいタブレットとしてはコスパ最強ですので、是非お試しください。

本ブログでは、ガジェットに関する記事も寄稿しています。

何かの参考になる記事もあるかもしれませんので、参考になれば幸いです。

ガジェット
「ガジェット」の記事一覧です。

タイトルとURLをコピーしました