
- 年収が上がると損っていうけど本当なの?
- 実際に年収に対する差引額を知りたい
- どの程度の年収が一番お得?
- 年収って上げた方が良いの?
こういった疑問に答えます。
年収1000万の手取りってどのくらい?手取りについて比較してみた
先ずはざっくりまとめてみました。
年収 | 300万 | 500万 | 800万 | 1000万 | 1500万 |
手取り | 230~240万 | 370万~380万 | 570万~580万 | 710万~720万 | 1010万~1020万 |
月額 | 約20万 | 約30万 | 約48万 | 約60万 | 約84万 |
時給 | 1,333円 | 2,000円 | 3,200円 | 4,000円 | 5,600円 |
差引額の割合 | 約21.6% | 約25% | 約28% | 約28.5% | 約32% |
同じ年収でも、住んでいる場所や家族構成によっても控除額が変わってきます。
そして、差引額の割合から人によっては年収800万を超えると差引額の割合が上がり効率が悪い?と考える人もいます。
ですが、やっぱり給料は高いに越したことはないです。笑
例えば、年収300万で家賃が10万円の賃貸を借りようとすると、やはり現実的に厳しいですが、年収500万だとそこまで生活を切り詰めなくても・・という感じになりますよね?
ただ、東京だと賃貸で10万円というと一人向け賃貸の家賃です。
だから、年収は高いに越したことはないです。
そして、なんといってもお金は腐らないし保存が効くからです。
なぜか年収が低いことを正当化する情報が溢れている

最近気が付いたのですが、先日ふとネットでニュースを見ていると、なぜかこんなニュースをよく見かけます。
年収700万を超えると地獄…助成金の恩恵ほぼなし
PRESIDENT Online
年収700万以下なら得な制度が豊富
この記事は年収700万ですが、850万だったり1000万の場合もあります。
年収850万円超、1月から所得増税…フリーや自営の大半は減税
みずほ銀行
これら記事を読んで、「年収が低い分、助成金が貰えて良かった!、増税の対象にならなくて良かった!」って思うのだろうか。
私は、「日本人は金持ちは卑しく、貧乏がよいこと」という意識が植え付けられている気がします。
そもそも日本では年収1000万というと裕福なイメージがあるものの、実際は苦しくはないけれども、さして裕福とは感じないはずです。
最近は会社の給料以外に収入を上げる手法がたくさんあります。
これからの時代は、年収1000万は通過点とした方がこの時代には合っていると考えるべきではないでしょうか?
年収を上げておくことのメリット

控除や税金の高さは確かにデメリットに感じるかもしれませんが、年収を上げることで気持ちの余裕が生まれるだけではなく、新たな挑戦もできるようになります。
金商品などへの投資が可能
その一つが金商品などへの投資です。
今回の新コロナウィルスは、富裕層にとっては思ってもない投資のチャンスだったようです。
もしあなたが投資する余裕があれば、このチャンスに乗れたかもしれません。
「一生に1度の大バーゲン」、世界の超富裕層が株式爆買い
Bloomberg
このニュース記事が出たのは、2020年3月20日でした。
実際にグラフで見てみると、米国のNASDAQもコロナ以前の状態まで戻っていることが分かります。

日経平均も実は同様のチャートです。

つまり本当にバーゲンセールだったことが分かります。
もちろん値上がりした銘柄もあれば値下がりした銘柄もありますが、もし年収が高くこのタイミングで株を買い漁ることができたなら、多額の利益を出せていた可能性もあります。
投資は自分がわざわざ働かなくなくても、お金がお金を生んでくれます。
自己投資による年収アップも可能
少し投資の話が出ましたが、もちろん自己投資も年収アップにつながります。
例えばこの記事です。
くら寿司、新卒で年収1000万円の幹部候補生を採用
日本経済新聞 電子版
グローバル人材確保へ特別枠
26歳以下でビジネスレベルの英語力を持つ人材を最大10人ほど採用するとのことですが、自己投資として語学力アップに投資をしていたら、このチャンスに乗れる可能性もあります。
英語は一例ですが、英語以外にもスキルを活用して年収を上げる手法はいくらでもあります。
年収(収入)を上げることを常に意識しよう

年収というと会社からもらうお給料という感じが強くしますので、ここではあえて収入とします。
もし今あなたが現在の年収が低く、何かをするにも手元の資金がないというのであれば、メルカリやヤフオクなどで不用品を売るというのも一つの手です。
携帯一つで始められ、不用品の整理できる上に得た収入で次のアクションに繋げることもできるでしょう。
コロナ禍ではマスクの転売が問題になりましたが、実は自身に転売ビジネスの才能があることに気が付くかもしれません。
大事なことは、常に年収を上げようとする意識です。
まとめ
今回は日本人の手取りの現状の分析から、年収を上げることのメリットを少しですがお伝えさせて頂きました。
たしかに税金や助成金を考えると年収1000万は損かもしれません。
ただし、年収1000万を通過点としてもっと年収を上げられれば、生活の質も豊かさも格段に上がるでしょう。
自身の現状を分析して、年収を上げるための次のアクションを実施してみるのはいかがでしょうか?