年収1000万の仕事は激務って本当?【結論:定時上がりの仕事もある】

年収1000万

・年収1000万は魅力だけど激務や嫌だな。。

・毎日、始発出勤・最終電車帰りって本当?

・家族の時間を大事にしたいな

・年収構成の注意点は?

こういった疑問に答えます。

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年収1000万の仕事は激務って本当?【結論:定時上がりの仕事もある】

既にタイトルにありますが、「年収が1000万を超えて仕事が激務かどうか?」というと、実は定時で上がれる仕事もゴロゴロあります。

職種や企業の体制により、売り上げ連動型で収入が増える場合や、達成しなければならない目標が高い場合には、激務になる可能性もあります。

ITエンジニアでも外資企業の場合には、担当する営業や所属するチームによっては、忙しい環境だったりします。

逆に目標予算が達成し易かったり、売れるまでのスキームがスムーズに回っている場合には、そこまで忙しくない場合もあります。

ですので、結論の通り【定時上がりの仕事もある】となります。

もし、あなたが激務環境であった場合には、まずは環境改善が可能か考えましょう。

もし改善が厳しそうなら、我慢するか転職の検討が必要かもしれません。

定時勤務でも年収1000万以上の環境はゴロゴロある

タクゾーはITエンジニアとして20年以上働いています。

内資・外資と様々なIT企業を経験してきましたが、知人や取引先、また自分の働き方を振り返ってみると、年収1000万以上でも、激務の企業もあれば定時退社が可能な企業もありました。

実際、定時退社可能な企業の状況を見てみると、

・常に人員を募集していない
・残業に関する規定がしっかりしている(みなし残業制度ではない)
・有給消化率が高い
・会社が儲かる仕組みができている

などでしょうか。

これから好待遇といわれる企業の面接の際には、確認すべき注意点として参考にして下さい。

逆に「常に人材を募集している」職場の現状

経験的に「常に人員募集をしている企業」は激務の可能性があります。

常に人材を募集している企業は、急速に業務拡大している企業であったり、ブラック過ぎて入社がも多いが退職も多いといったりと、環境は企業によってまちまちです。

企業によっては「前職の給料は倍になったが、勤務時間も倍になった」というのを耳にしますし、とにかくその日の業務を終わらせるために、「如何に効率的に仕事をこなすか?」に注力し、自身を作業マシーン化する必要があります。

先日、夜中に高収入の友人がオンラインだったので、試しにチャットをしてみると、締め切りまえで夜遅い時間で仕事中でした。

仕事が好き過ぎて、生活のすべてを仕事に注ぎたいタイプの人以外は、こういった職場は避けた方がよいでしょう。

みなし残業制度の企業は注意が必要

すでにある程度の待遇で採用される場合は、みなし残業は対象外かもしれませんが、採用の募集要項を見ていると、「みなし残業30時間を含む」などの記載がある企業があります。

一般に、ある一定水準以上の職位や役職者については残業代が支払われないのは仕方ないとして、みなし残業制度の導入企業では、その提示額にみなし残業がそもそも含まれているか?また、別なのかが明確ではない場合があります。

また、「30時間までは残業代はその分支払っているという社風」の場合、30時間分は働くべきオーラを出す人が現れます。

現在はロコナ対応で職場に人がいないかもしれませんが、面接を夕方時間に設定し、職場の雰囲気を見せてもらうのも良い手段の一つかもしれません。

有給が取りやすい環境

一般に、有給が取りやすい環境であれば、勤務調整がし易い企業の可能性が高く、定時に上がれる可能性が高いです。

もし転職する場合には、転職エージェントか人事担当者に、それとなく確認するのも良いでしょう。

日系企業では、有給消化率を公表している会社もありますので、単刀直入に有給消化率ついて確認するのも良いでしょう。

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企業として儲かる仕組みができているか否か

そして最も重要なのが、その企業が儲かる仕組みができているか否か?です。

常に収益確保のために販売活動をし続けなければならない企業体質の場合、目標に達成が厳し場合には労働時間を増やすことで達成させようと強要してくる可能性あるので注意が必要です。

こういった書き込みは、「企業名 評判」などで検索すると、退職者の意見や口コミが投稿されている場合もあるので参考にしましょう。

企業で複数部門がある場合には、利益が出ている部門と将来は利益を出すであろう部門といったように、部門間の差はあるのは一般的です。

複数部門がある企業場合は、あなたが受ける部門が各部門と連携できているかの確認もしましょう。

実際どうなの?

「残業もないのに高収入?」「そんな美味しい話があるわけない!」と感じる方に、タクゾーの一日を円グラフにしてみました。

「おいおい、通勤時間が入っていないじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに最近はコロナの影響もあり通勤がないですが、そもそもコロナ前から在宅が可能なのもタクゾーの職場の特徴です。

「会社に来ているアピールを不要」として判断してくれている企業なので、とてもありがたいです。

通勤する場合には、休憩時間や散歩、ブログの時間が削られます。

もちろん業務が忙しい場合は残業が発生しますが、別日で業務量を調整しています。

その他、退社後に携帯が鳴ったりメール対応をしなければならないことは度々発生しますが、恒常的なものではなく、時間もかからないので個人的には許容の範囲です。

残業や役職に依存しない働き方が重要

年収を上げるにはいくつかの手段がありますが、一般的には残業か昇給です。

ただし残業や昇給をあてにした年収増加の場合には危険があります。

残業で年収増のケース

何かしらの理由により想定より残業ができなくなるケースがあります。

例えば、今回のコロナ禍では思うように出勤ができなかったり、営業時間の短縮が必要だったりと、業種によっては残業ができない場合もあります。

一年前では収入が安定していたにも関わらず、現在は「働きたくても働けない、稼ぎたくても稼げない」ような場合、ある程度の蓄えがないと生活を維持でない可能性が出てきます。

コロナ禍での転職活動は、ある意味で企業の違った側面も見れるので、実は転職するタイミングとしてはとても良いかもしれません。

役職で年収増のケース

昇進して残業代が出なくることで年収が下がるケースもあります。

これは比較的若い時期によくあるケースで、マネージャー職に昇格することで残業代が出なくなるケースです。

日系企業のマネージャー職は、一般に管理業務で工数がとられるだけでなく、昇給も多くなく責任だけ重いというケースを多く見かけます。

そして、年を取ってからも苦労があります。

それは役職定年です。

企業によっては役職定年(部長職は55歳で、課長職は50歳で後輩に役職を譲るといった)がある場合、役職でいられる期間は予想より短かったりします。

ですので、実は役職に過度に期待するのも危険です。

「部長になりさえすれば年収1000万!」といっても、その期間が短ければ、結果的にトータルの生涯年収は大したことがなかったと定年間際に気が付くかもしれません。

大事なのは心や体の健康

最近、タクゾーの周りでは知人や友人が病気になるケースも見かけます。

業務に影響がない軽いものから、入院が必要なケースもあります。

「体が資本」という通り、病気になった場合はその期間の収入が途絶えるだけでなく、入院費がかさむ場合もあります。

養うべき家族がいる場合は、あなたが病気になってしまったり精神的に病んでしまうと、家族が苦しい思いをしてしまいます。

そういった状況もプレッシャーになってしまいますが、過度の肉体的、精神的ストレスはデメリットでしかありません。

いかに無駄なストレスを排除して生きていくか?が今の時代に最も合った生き方です。

我慢と諦めと決断の間のボーダーは人それぞれですが、常に「自分に合った環境が他にあるかも?」と意識することで、チャンスを見逃さないで済むかもしれません。

まとめ

今回は、年収1000万以上でも激務とは限らないことをタクゾーの例を元に寄稿しました。

高年収でも働きやすく、残業がない、もしくはほぼない環境は、探すといくらでもあるはずです。

今の環境が最良とは限りませんので、常に情報収集をすることが大事です。

そして、年収が役職や残業に依存して高い場合、何かの拍子で破綻する可能性がありますので注意が必要です。

この記事が、あなたのキャリア形成を見つ直す切っ掛けになればと思います。

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