
・IT副業って最近の流行りだけど実際どうなの?
・導入している企業の割合は?
・導入している企業も目的ってなに?
・どういうスキルを持っていると有利なの?
・どのくらいお給料もらるのかな。
・ITスキルを身に付けるにはどうすれば良い?
こういった疑問に答えます。
データが証明!ITエンジニアの副業実態レポート 手に職をつけるならITエンジニアが絶対オススメな理由

先日、副業・フリーランスエンジニアのマッチングプラットフォームである『doocyJob』を提供しているBrocanteが発表した『IT副業人材に求めるスキルや報酬相場、活用の狙いなどに関する調査結果発表』のデータはとても興味深い内容です。

発表されたのは以下の項目です。
- 企業の副業人材の活用状況
- IT副業人材活用の狙い
- IT副業人材へ依頼している職種
- IT副業人材へ求めるスキル(上位10位)
- IT副業人材の報酬時給
- IT副業人材の採用手法
有効回答は104社でその回答のあった企業が気にはなるものの、ITエンジニアはスキルの習得速度や難易度などを他の職種と比較しても、とてもコスパが良いと思える内容です。
企業の副業人材の活用状況
驚いたことに、回答結果の40.4%の企業ではIT副業人材の活用が進んでおり、9.6%の企業が活用の検討をしているとのことです。
合計すると50%なので、IT副業人材市場は活況と言えるのではないでしょうか?
副業を解禁している企業は3割にも関わらず、会社員の7割が副業に興味を持っており、特に若い世代は興味がある傾向にあるという統計が出ています。

シニア世代よりもデジタルネイティブの若い世代の方がIT関連スキルに慣れていますし、今後起業される企業は『IT副業は当たり前』となるのは間違いないでしょう。
IT副業人材活用の狙い

この項目で興味深いのは、『外部人材の専門スキルを活用したい(43.8%)』と『正社員の可能性がある人材と接点を持ちたい(31.3%)』ではないでしょうか。
2つ合わせて75%以上となるので、多くはこの理由かと思います。
外部に専門スキルを求めるということは、自社での人材では『やりたくても効率が悪かったり』、『既存の社員のスキル不足』、『そもそも人員不足』などが想定できます。
20年以上IT業界で働くタクゾーの経験と主観ですが、日本企業では業務の属人化を嫌い『マニュアル化と業務の標準化』を必ず推し進めます。
これ自体は悪いことではないのですが、『マニュアル化と業務の標準化』の結果、多くの社員は何も考えないで業務を淡々とミスなく回すことに注力してしまい、折角ITを使える環境であってもITを使った効率化の導入が出来ていない企業が散見されます。
これはミスを嫌う体質と評価制度の問題でしょう。
もし作業者が社員でなければ、雇う側も雇われる側もミスや評価にそこまで慎重になる必要はありません。
また、IT人材不足はどの企業でも大きな課題になっていますので、『良いITエンジニアを引き抜きたい』もしくは『(そのエンジニアから)知人を紹介して欲しい』と思うのは、当然の流れでしょう。
IT副業人材へ依頼している職種
IT副業人材に依頼している職種はフロントエンド(25.3%)で、次いでサーバーサイド(22.2%)、デザイナー(19.0%)の順で、この3つで60%強となります。
フロントエンドとは、ユーザと直接データのやり取りを行うよう要素のことで、Webブラウザ側の事を指します。
つまり、企業のウェブサイトやホームページなどの作成や改良に必要なスキル(html、CSS、Javascriptなど)の仕事がフロントサイドです。
一方、サーバーサイドは、先ほど(html、CSS、Javascriptなど)のプログラムが動かすための基盤を構築や運用、メンテナンスをする仕事となります。
例えば、YouTobeなどの大規模なデータ配信基盤などのシステム運用には、システムの安定運用のためにはそれ相当のスキルが必要です。
IT副業人材へ求めるスキル(上位10位)

上位10位なのでそれぞれの占める割合が下がりますが、1位がJavascript(15.5%)、2位がPHP(12.2%)、そして3位がRuby(11.0%)ですので、上位はフロントサイドのスキルです。
IT副業人材に依頼している職種とリンクしているので、フロントサイドのスキルを身に付けていると仕事に困らなそうだということが分かります。
嬉しいのがフロントサイドのスキルは、先ほど例を挙げたYouTobeのような基盤を運用に携わっていなくても、スクールや頑張れば独学でも学ぶことができます。
ITスキルも当然ですが『経験の有無』です。
仕事時間以外に、例えば自分のブログやサイトで、フロントサイドのスキルアップをするというも簡単にできます。
仕事時間中でなくても、収入アップのためのスキルアップに挑戦できるのがITエンジニアのメリットですし、そのスキルをIT副業に活用できるのは、より大きなメリットできます。
IT副業人材の報酬時給
IT副業人材の方報酬相場は『4000円~4999円』が28.6%と最も多く、次に『3000~3999円』で25%ですので、50%以上の確率で3000円以上の稼げそうです。
しかも、5000円以上の時給も30%以上を占めていますので、短時間の副業でもしっかり稼げるのではないでしょうか?
厚生労働省が公開している最新の最低賃金の平均は時給902円なので、圧倒的にIT副業人材は高時給です。
しかしながら、多く日本企業が副業を解禁しない最大の理由は『本業に影響がある』ことの懸念ですので、本業に影響を及ぼさない程度の時間、例えば10時間、20時間程度(ちょっとした残業程度の時間)である程度稼ぎたいなら、時給が高いに越したことはありません。
Uber Eatsなど空いた簡単に稼げるような時代になったことは労働者側にとっては良い時代ですが、どうせなら高時給・短時間である程度稼げる方が、副業のメリットがいっそう出来てきます。
IT副業人材の採用手法
IT副業人材の採用の手段は1位が社員・知人の紹介で39.0%、SNSが31.7%、求人プラットフォームが22.0%と上位3位で90%以上になります。
基本は社員・知人の紹介ということから、「その人のスキルがどの程度なのか?」は知人を含めて理解されているという感じでしょう。
採用後に採用した人材のスキル不足の場合、日本企業では外資企業と異なり社員の解雇がし難くいために悩まされることが多くあります。
そういった事象の回避として最も有効なの手段の一つが、ITエンジニアの社員紹介です。
紹介で入社する場合は企業側も人材採用コストも抑えられるため、紹介された社員の条件面が良い場合があります。
実際、タクゾーの勤務先で知人を紹介して採用になった場合、3000ドル以上(職種によって異なる)の紹介料が紹介者側に支払われます。
周りにITエンジニアがいない場合には、自らIT業界に転職してスキルアップをしつつ、同一スキルの他社の方と情報交換をしつつ転職をしてくというのも、スキルアップや年収アップには良い手段の一つです。
スキルがないけど、IT副業に挑戦したい。どうすれば良いの?

ITスキルを身に付けるのは時間が掛かりますが、タクゾーの個人的な感覚としては英語の習得よりもスキルアップは簡単だと思います。
ただし、大事なのは「どうやって学ぶのか?」です。
というのも、IT関連技術は常に新しい技術が出てきます。
エンジニアも常にキャッチアップしていく必要があり、キャッチアップが間に合わない場合には、企業が外部エンジニアにスキルを求めるのも仕方がないことでしょう。
では、エンジニアが「短期間でスキルアップをするにはどうすれば良いか?」となりますが、最も簡単なのは、スクールを活用することでしょう。
IT企業では社内や社外研修を活用してスキルアップのチャンスがありますが、そのような制度がない企業に勤務している場合にもスクールが有効です。
そこでオススメしたいコースの一つが『TechAcademyが提供しているWeb作成副業コース』で、新たに開設され本コースでは、副業に直結したスキルを短期間で身に付けることが出来ます。
しかも無料体験も可能です。

なお無料体験の申し込みは、上記のバナーからジャンプしてFAQのトップにリンクがありますので、本業しながら副業のスキルを身に付けたい方は、まずは登録されてみてはいかがでしょうか?
ITスキル関連のスクールはオンラインで学べるので、自分の生活スタイルを変えずにスキルアップができます。
特に、目的が『ITエンジニアになる』や『IT副業で稼ぎたい』のでれば、スクールを活用するのが最も近道で効率が良いでしょう。
それ以外のオススメは?
まだスタートラインに立てていない方はスクールをベースに考えた方が良いですが、一気にショートカットしたい人は、IT関連企業に就職・転職してしまうというのも有りです。
とくに若い方は企業側が『育てる』ことを念頭に、積極採用してくれる可能性が十分にあります。
エージェントの登録は無料なので、将来を見据えて登録してみてはいかがでしょうか?
タクゾーはプロフィールの通り20代で営業職からいきなりIT業界にエンジニアとして転職し、今は外資IT企業にエンジニアとして勤務しています。
当時は「何で辞めるの?」「何の仕事しているの?」と、ネガティブな意見はありませんがでしたが、今では年収で倍以上の開きがありますし、100%リモートワークなのでメリットしかありません。
タクゾー自身も当時は「ここまでの結果(差)になるとは・・・」とは考えていませんでしたが、キャリアプランは、社会が求める方向に舵を切った方が良いのは間違いないでしょう。

まとめ
今回は先日発表された『IT副業人材に求めるスキルや報酬相場、活用の狙いなどに関する調査結果発表』のデータと共に、タクゾーの経験談を含めて寄稿してみました。
本ブログでもITエンジニアのメリットは度々ご紹介していますが、正直メリットしかありません。
『やりたいことが見つからない』、『学歴が足りない』、『手に職をつけたいけれどすでに20代』という方は今からでも遅くありません。
是非ITエンジニアになり、かつ副業を活用して年収1000万円以上を目指しましょう。
外資ITエンジニアなら本業だけでも1000万円以上は余裕ですよ。
